橋梁
特に桁端部
バッファーコートシリーズ
品種名 | 特徴 | NETIS登録番号 |
バッファーコート10 | 1液型 スタンダードタイプ | KT220094 A |
バッファーコートNS | 無溶剤型 1液型 | KT220094 A |
バッファーコート85 | TOPコート(防汚性 華燭) 2液型 | – |
バッファーコートSL | 高日射反射型 2液型 | – |
特徴
優れた防水性と防食性で、構造物の長寿命化を実現します。
- 金属およびコンクリートどちらも同じようにコーティング可能
- 鋼材とコンクリートの境界部の腐食劣化を防ぐ
- 金属をはじめ多くの素材に良好な付着性を発揮
- 伸び率 350~400%の追従性を持つ、剥離が起きにくい弾性塗膜
- Si-O-Siの基本構造で100%シリコーン樹脂
- 高耐水性、高耐塩水性に優れ、沿岸等のコンクリート及び鉄部の保護に期待
- 空気の流通があり内部の水蒸気を外へ逃すため、施工面の膨れを抑制
- 無溶剤で無臭、有機溶剤を含まない
- ケイ素と酸素の結合(シロキサン結合)により強度が高く、極めて劣化しにくい
「バッファーコート」はシロキサン結合により耐候性に優れています。
紫外線解離エネルギーより結合エネルギーの低いものは結合が切断され劣化します。
「バッファーコート」は紫外線解離エネルギーより結合の強いシロキサン結合により劣化しにくく、耐候性に優れています。
効果
手が届きにくい箇所の塗装にも適した作業効率が高い機能性コーティング材です。
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コンクリート構造物の防水
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コンクリート構造物の劣化進行抑制、表層保護、耐久性の向上、耐塩水性の向上
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コンクリート構造物の塩害対策
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化学プラント等の配管設備・タンクの補修および防錆
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港湾施設鉄部の塩害腐食抑制
塗装能力
防食効果が高いのに3種ケレンA。
重防食塗装の施工が難しい箇所の塗装ができます。
金属部
- ケレンが最低限で良い(3種ケレンA)
- 赤さびの錆面等に直接塗れる(活膜以外は落とす必要あり)
- 非鉄の金属にも同時に塗れる
- 酸化被膜(黒皮鉄板)に塗れる
コンクリート部
- 既存コンクリートの防水に最適(新規はプライマーが必要)
- 劣化部の補修に使える (表面を覆いながら含侵する)
- コンクリート部と金属部の取り合い部にも一度に塗布可能
施工対象
土木
トンネル
建築
屋根
スレート屋根、金属折半屋根、瓦棒
外壁
汚れが気になる面にはトップコートが必要
バッファーコート
シリコーン樹脂を主原料としたコーティング材で、一般的な変性シリコーン塗料とは異なり、優れた蒸気透過性と防水性・防錆性を併せ持った補修用コーティング材です。